冒頭読んで「ああ、懐かしいよね…」と思ったときには、あなたはもう罠にはまっている。
若い世代が、苦悩しながらも自分の可能性や能力を信じて、前に進んだり困難を乗り越えたり、そんな小説が書きたいと思っています。その一方で、よくわからないものを書い…
初めは昔を懐かしむような語り口で進みます。しかし、徐々に主人公は壊れていき……。ホラー独特の不条理と、全てが解決されない後を引く結末。短くても計算しつくされた作品です。
「『白洲コウセイのぶっかけラジオ』って知ってる? そうかぁ、知らないかあ。人生、損してるって! すっごく面白いの。一度聞き始めたら、絶対ハマるって! 抜け出せないよ!」・・・そう、一度聞き始めた…続きを読む
最初、ほのぼのしたラジオ好きの人の話かと思いました。 でも、あれ?なんだか違う?? と、展開が怪しくなって。 「わたし」がただ、「好き」なものを気軽に追い求めて熱中していく‥‥はずな…続きを読む
人の知的な欲求にフォーカスした作品。物語も読者の知的好奇心を刺激してきます。読み始めるとある人物のことを知りたくなります。それは危険な好奇心…調べたが最期かもしれません。皆様も好奇…続きを読む
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