あさきゆめみし……

んぐぬぬぬ。
実体験を下敷きにしたBSSと事前に告知がありましたのでそのつもりで読み始めたわけであります。
するとですね、序盤からちりばめられた破局の予感とリアリティのある陰の者のキョドり具合に、若者の恋愛事情からしか得られぬ滋養を感じる一方、拙者自身の記憶の底の奥深くに堅く封印されし闇の記憶の扉に爪を立てる何者かの気配を確かに感じ取ったでござる…………
こ、これは間違いなく、読んだ者も無事では済まさぬという決意と情念の表れ……!


それにしても狐さんのこの、情景に絡めた心理描写の上手さは本当になんというか、毎度素晴らしいですね……


二話目がアップされたので追記。
舞い上がってるな~!悪い意味で!
……やめてくれ狐、その術はオレに効く(インターネットに染まったペルソナアカウントより)


そして最終話。
キャプション通り、しょんぼりエンド…… とてもノンフィクションでした……
こ、この強制的に共感させられた不完全燃焼の気持ちはどこに持っていったら……

うん?実は時系列的にはBSSですらなかったのでは?なかったのでは?!(八つ当たり)
この読後感を解消してほしいので、フィクションに寄せた爆発炎上玉砕ifバージョンも読んでみたいなー?(勝手な読者並みの感想)

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