ミントのように清廉で凄絶な物語……。

 読者諸兄姉の諸君、今回ご紹介する作品は、薄荷(ミント)を思わせる静謐さと苦さを併せ持った傑作である。

 本作の骨子は、ボーイミーツガールを主軸に据えたバトルものだ。
 詳しい説明は作品概要欄を読んで頂きたい。

 タグに『ライトノベル』とある通り基本的にやや軽めな文体だが、時折り恐ろしく切れる表現が混じっている。
 この落差が作品のリズムを整え、時に乱して読む者を飽きさせない。

 バトル描写も秀逸で、異能を使用した戦闘は派手で見栄えも良く、作品後半の頭脳戦もバトルジャンキーには痺れるものがあるだろう。

 作中のテーマになっている『罪咎』とそこからの『救済』もキッチリと表現されており、大仰な言葉を意味なく使いただ大風呂敷を広げただけの作品ではない事が判るはずだ。
 一応ストーリーにひと区切りがつき完結済となってはいるが、私はこの先を望まぬには居られない。

 本作は十五万字程度で程よく纏まった中編になっているので、秋の夜長に読者諸兄姉の諸君も楽しんでみてはどうだろうか。




 さあ呑兵衛の諸君、お楽しみの時間だ。
 暦の上ではとっくに秋だが、残暑が厳しい土地にお住いの方も居る事だろう。
 ということで、今回は作品の雰囲気に合わせ薄荷(ミント)を使ったカクテルに挑戦したい。

 挑戦、と言ってはみたもののレシピは実に単純。
 ウヰスキーを炭酸で割ったハイボールに、薄荷油(ミントオイル)を一滴加えるだけだ。
 失敗する方が難しいだろう。

 早速ハイボールを作って薄荷油を一滴……容器の構造上なかなかオイルが出て来ない。
 そこで私が『フンヌ!』と強めに瓶を振ってみた所、勢い余って三滴がハイボールに降りかかった。

 少々トラブルがあったが無事完成、グラスを持ち一気に呑み干そうとしたその瞬間……。

「目がっ、めがーっ!」

 薄荷油の成分(メントール)が眼球を激しく刺激し、とてもではないが目を開けていられない。
 そして……。

「い、息が、息が出来ないーっ⁉」

 薄荷油の成分(メントール)が鼻と咽喉の粘膜を刺激し、呼吸にまで支障をきたす始末。
 私は泣く泣く薄荷油の成分(メントール)が揮発するのを待った……。

 さあ、薄荷油の成分(メントール)もあらかた揮発した頃だろう。
 それに伴い炭酸も少し抜けてしまったが致し方無い。
 この失敗は次杯に生かせば良いのだからな。
 ノー問題(プロブレム)。
 それでは満を持して、グビッと……。

「苦、苦、にっが~~~~~~~~~~~~~~~~~い!」

 その後、薄荷油(ミントオイル)がグラスや氷にも付着してしまい、結局私は『にがにがハイボール』を四杯も呑む羽目になってしまったとさ。
 めでたしめでたし……(泣)。


※ピンポンパンポ~~ン♪
 薄荷油(ミントオイル)は大変苦いので、苦味をフォロー出来る甘めのドリンクやアイスクリームと合わせるとノー問題(プロブレム)。
 その場合も、薄荷油(ミントオイル)の容器を強く振ってはいけません。
 必ず優しく振ってね。
 モブ モブ夫との約束だぞ❤