冬熊の調教師ラウル君にお嫁さんが!?

違います。
そんな潰れかけた熊園の再建がどうこうみたいな、心温まるアニマル&ヒューマンドラマではないです。

ティドロスの冬熊の異名を持つサリュ王子の副官ラウル君のお話です。

もうね、調教師なんですよ。
王子ったら彼に頼り過ぎだしね?彼自身すんごいイイ男なんですけど、小さい頃からそれこそ兄弟みたいに過ごしてきたからね、もうラウルラウルなんですよ。

本編ではそのサリュ王子の方にお嫁さんが来たんですけど、お次はラウルに来たんですよ!

まぁちょっとネタバレになるのでその辺は詳しく書きませんけど、そりゃあもう一筋縄ではいかないわけですよ。色んな意味で!

そんでまぁこのお嫁さんとのお話も充分に胸熱なんですけども、それ以上に何が尊いってこの冬熊と調教師……じゃなかった、サリュ王子とラウル君のもうなんていうの?友情?兄弟愛?これがね、もうね、尊いとか尊くないとか、そんな次元じゃなくてね。私は今日からこれをつまみに酒を飲むぞってね、飲まないくせにね、そんなことも口走りそうになるっていうかね。

頑張れよ王子、頑張ってラウル離れしろよ、ってね、エールを贈りたい。だけど多分この王子その後もなんだかんだ理由つけては会いに行ったり呼んだりするんだろうなって。そんなところもね、愛おしいわけですよ。愛おしさ無限大。

全体的に何を書いているのかわからないレビューになりましたけど、とにかく最高のバディのお話です。

ラウル、結婚おめでとう!
お嫁さんとお幸せにね!

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