新しい学園に入学したとーこちゃんの不安な心情がよく描かれていて、言葉ちゃんのような元気で明るいキャラクターとの対比が面白かったです。言葉ちゃんの明るさと優しさにとーこちゃんの心が少しずつ解きほぐされていく様子が、ほっこりしました。
また、「明け星学園」が異能力者の学園だったというのが面白いアイデアだと思いました。異能力バトルの描写もかっこよくて、今後のストーリー展開が楽しみです。
とーこちゃんがこの学園で頑張ろうと決意するシーン、そして言葉ちゃんを超えることを目標に定めるところに、主人公の成長を感じました。一緒に踊るシーンからも2人の絆の深まりが伝わってきて、微笑ましかったです。
明るく前向きな雰囲気で、ワクワク楽しく読めるストーリーだと感じました。言葉ちゃんとの出会いから始まったとーこちゃんの学園生活、これからの展開が楽しみです。
異能力者が集まる学校、明け星学園へ転校してきた伊勢美灯子。
生徒会長である小鳥遊言葉に出会い、振り回される灯子だが、転校して早々、異能力を暴走させた生徒を助ける為に、教員がいない場所で異能力を使ってはいけないという約束を破ってしまう。
そうして灯子に下された罰は、言葉の仕事を手伝う、という事だった。
手伝いをしていく中でも次々と事件は起こり、二人は少しづつ真相へと近づいていきます。
文章はとても読みやすく、するすると読めてしまいます。
女の子バディの異能力学園物、というわくわくする要素に、アクションや濃厚な人間ドラマ、事件の真相に行き着くまでのドキドキ感もあって、本当に楽しいです!
登場人物の動きや感情表現が豊かな所もとても魅力的です!
登場人物が二人組で出てくるのですが、どの子達も個性豊かで、それぞれに抱えている事情や想いを知る度に惹き込まれていきます。
是非読んでみて欲しい素敵なお話です!
──“僕は、あの星みたいになりたい。”
それが、今回ご紹介する秋野凛花さん作『明け星学園』のキャッチコピー。
一見すると、夢見る主人公が発する真っ直ぐなセリフと言えるでしょう。そしてあらすじをチラリと見れば、「この物語は異能力学園系のお話か! じゃあ学園の中で主人公が頑張るお話かな?」と思うに違いありません。
しかしこのお話、そう真っ直ぐにはいかないようで……。
──
まず主人公は明け星学園に転校してきた伊勢美灯子という少女。
何に対しても無気力で無関心。人に対しても素っ気ない……この時点であれ? となるはず。そう、キャッチコピーに見合うような少女ではないのです。
ただ、『──この人を、超えられたら、私は。ここに来た本当の目的を、達成することが、出来る。』という強い思いだけが、読者をひたすらに惹きつけます。
そしてもう一人の主人公と言えるのが明け星学園の生徒会長・小鳥遊言葉。
活発で人望も厚く、(時に計算し尽くされた)自由奔放さを見せつける、まさに灯子とは真逆なトンデモ生徒会長。そして一人称は……「僕」!! やったねみんな!! 一人称「僕」系女の子が来たよ!!!!
じゃあキャッチコピーもこの人のものなのか……そう考えても、貴方は違和感を覚えるに違いありません。何故ならこの生徒会長、逆に「みんなから憧れられる側」であり、追いかける側ではないのです……少なくとも、序盤は。こう述べたのは他でもありません。明朗な彼女も、何かを抱えているような素振りを見せるからです。
異能力学園もの特有の激しいバトル・数々の事件・性別を問わない様々な関係性が詰まった魅力的なこの一作。
果たして「キャッチコピーは一体誰の『言葉』なのか」……そこにも注目して読み進めるのはいかがでしょうか。
──
基本的にはハラハラドキドキ、読んでいて楽しい物語です! 秋野さんの得意分野であるコミカルな文体やセリフの掛け合いにハマること間違いなし。主人公がさっぱりとした性格であるのに対し、それでも楽しめるのは作者さんの技量でしょう。
しかし。星、とは。……遠くにいる分には美しく手を伸ばしたくなるものですが、いざ触れてみるとどうなるか分かりません。灼熱かもしれない、極寒であるかもしれない、想像と違うものかもしれない。
“星”を目指す人物が、そうして彼らが、どんな結末に辿り着くのか。
ぜひ一緒に見守りませんか?
読ませていただきました‼︎
出だしは学園最強能力者であり生徒会会長との邂逅。
彼女とは今後も関わるんだろうなと、思ったらがっつり関わるし主人公にべったりの子。ところどころ腹に一物持ってそうな素振りもあり、今後主人公とどうなるか気になるところです。
ただ会長らしく人望めっちゃあって謎多き女の子だなと。
そこから持木義兄妹の話から始まり、特に主人公の能力判明するのでその時のバトルは白熱ものでした!
主人公一人暮らし、なんですね。近場だけど監視も含めて…
それに転校生ということは異能力後から生まれたか元々持っていてわからなかっただけか…家族は…?と主人公自身も闇を抱えてそうで。
展開楽しみです。
異能力だけでなく、恋愛友情…見どころの尽きないストーリーです!
生徒は異能者のみの学校、明け星学園。
伊勢美灯子はとある事情からその学園に入学した。
その学園で、学園最強の異能者、小鳥遊言葉と出会う。
目的を達するためにこの人を越えたい、と伊勢美灯子は思った。
そして、物語は始まる。
王道バトル漫画のような物語だと私は感じました。
主人公には隠れた力があり、雰囲気はちょっとクールだが親しみやすい。
読み始めると、主人公のことが気になって仕方ないのです。
周りの登場人物も魅力的で、一人一人に色んな背景がありそうです。
今後、明かされていくのでしょう。
主人公の最強に近い能力が発動する場面が一番魅力的です。
え? どんな能力? と思うくらいに圧倒的な強さの能力です。
物語が進むなかで、色んな謎が明かされていくと、面白さが更に加速するはずです。
とてもオススメです。
是非読んでみてください!
異能力者が通う学校を舞台とした学園ファンタジー。
これは好きなジャンルです。
いろいろな異能力が飛び交う物語も読んでいてワクワクしますが、
登場人物たちの隠された秘密や真実が眠っている、骨太なストーリーが展開していく予感です。
そして主人公の灯子ちゃんがクールでどこか冷めた印象なのに対し、元気で明るい言葉ちゃん。
二人の掛け合いが読んでいて楽しい!
だけど、ただクールなだけ、明るいだけじゃない何かがありそうなのがこの小説の面白いところです。
バトルあり!恋愛あり!友情あり!
胸を躍らせながら明け星学園に入学しましょう!
異能者とそうでない者が存在する世界。この世界で唯一の異能者だけが通う明星学園に、5月という奇妙な時期に転校することになった主人公灯子。
本人はこの転校は不本意な様子。
影があって人付き合いがあんまり好きではなさそうな灯子にやたらと明るい生徒会長が絡んできます。
どうやら灯子ちゃんは凄く注目されているみたいですが、その理由は転校生だからだけではなさそう。
お話はまだ始まったばかりですが、第一章から驚くべき出来事が起こりもう目が離せません!
リズム良い語り口と想像力を掻き立てる描写も魅力的なこちらの作品。
これからの展開を共に味わいませんか?
人間が異能力を持つ世界で、異能力者専用の世界で一つの学園、明け星学園。
そこに転校してきた主人公、伊勢美灯子。クールな彼女は友達とワイワイするより一人で静かに過ごしたいのに、周囲の人間は珍しい転校生を放っておかない!
その筆頭が、生徒会長小鳥遊言葉。明るく誰にでも優しく、強い。生徒が憧れ畏怖する存在。
灯子はそんな言葉に匹敵する異能力を持っているとされるが、その詳細はこれから明らかになる模様。
最強チート系に分類されるのかもしれませんが、灯子が抱える傷や闇、そして周囲の人間模様が繊細で引き込まれます。漫画のように迫力のある異能力バトルも必見!文字が、動く!!
現在公開されている第1話の段階でキャラクターが出そろい、いざここから!という場面ですね。まだ間に合います、一緒にリアタイ勢になりましょう!!
学園物でもあるので、これから恋や学校行事とかも待ってそう。考えるだけでワクワクします!
現代異能力バトル×学園の青春を見届けたい!これからも応援しております!