#5 そして風変わりな青春へ

「せめて、一つだけ条件を付けさせて下さい。もしオレが、角噛御前に勝って契約が成立したら――。彼女には女子高生としてオレと一緒に高校に通って頂きます」

「はい?」

 場の凍りつく音が、秀治には聞こえた気がした。しかし直後、笑い声が響いた。当事者――鬼姫、角噛御前その人の笑いだった。

「ハッハッハ! なるほど! 監視としちゃあ悪くないねえ。ついでに私は『外』を拝める。筋は悪くない。私は飲もう」

「鬼姫様!?」

 秀治にとっては意外だったが、彼女はなんと真っ先に条件を飲んでしまった。こうなるともはや場の流れは止まらない。結局、契約の有無を問う戦いは二時間後に行うこととなった。なってしまった。


 ***


「あああああ! どんな思考の繋げ方をしてたんだよオレぇ!」

 朝食を兼ねた現状整理が終わり、自室に戻り、そしてひと息ついた時。ようやく秀治は、自分がなにを言い放ったかを自覚した。畳の上をのたうち回り、悲鳴を上げる。

「なんか勝っても負けても大変なことになるんじゃないか、これ……。っていうか、そもそもオレの葛藤はなんだったんだこの展開。いや、勝てば首輪を付けられる……。勝てばいい……勝てば……うん」

 ヤケクソにも近い決意を固め、彼は敢えて剣道着に身を包むことにした。勝機は未だに見えてない。ただ、せめて戦いにおける正装で挑みたかった。


 ***


 一方食卓では、鬼と幽霊が雑談に興じていた。秀兼は朝食の後片付けに向かって不在。気のおけない会話をするには、ちょうど良かった。

「いやあ。笑った笑った。腹を抱えたのは、いつぶりかねえ。やっぱりアンタの子孫だよ。とんでもない所で思い切る」

「いやいや? 仮に私が彼の立場だったとしても、ああは言わないよ? もうちょっとこう、なんか穏便に済ませるよ?」

 先刻までとは打って変わった、和やかな空気。先祖の威厳と、交わした情の違いがそうさせるのだろうか。秀光の言葉も、やはりどこか柔らかい。

「そうかいそうかい。まあアレだ、いずれにしてもあの啖呵は非常に良かった。無論本気でやるとはいえ、一昨日に比べればやる気も増すね」

「あの子、一昨日まではダメだったの?」

「ああ、全くダメだった。私の所に何遍も来てね。『このままの心境じゃ継げない』だのなんだの泣き言ばかり。私も思わず門前払いするところだったよ」

「へえ。昨日のアレでちょっとは腹が据わったのかな? まあ君がやる気ならそれで良いんだけど。ところで……」

 ここで秀光から笑顔が消えた。声も密やかなものへと変わる。それは鬼にも即座に伝わり、彼女は秀光に顔を近付けた。室内の空気が、一気に張り詰める。

「結局、君の身にはなにが起きたんだい? 封印の石塚は内側から爆発したように見えた。しかし打からと言って、君が自分からああなった……。とはとても思えない」

「分かってくれて何より。実はカクカクシカジカでねぇ……。誰かにやられたとしか思えないが、犯人までは分からない。全く腹が立つ!」

 自分の身に起きた、狂化までの顛末を語る角噛御前。顔には悔しさが滲み出し、今にもテーブルを破壊しかねない勢いである。

「落ち着いて落ち着いて。うーん。じゃあ、そっちの件はやっぱり後回しかな。取り敢えず、契約をどうにかしないとね」

「悔しいけどそうなるね。全く、この怒りを全部あいつにぶつけてやろうか」

「いや、ちょっとそれは困るね……。あの子を殺されちゃうと、君を殺さないとカタがつかなくなるから」

「ちっ……。アンタと正面切ってやるのはゴメンだよ」

 あぐらをかく鬼からは、なおも不満の色が漏れている。秀光は苦笑を浮かべつつ、それを宥めた。そこへ秀兼が、茶を乗せた盆を手にして現れた。

「御先祖様。鬼姫殿。粗茶ですが」

 彼は、意図せずして場の空気に一石を投じる形になった。二人の近くへ茶碗を置き、サッと引き上げる。

「秀兼。君も飲めばいいのに」

「いえ、出来れば戦の前に昨日の忘れ物を回収して来ようかと」

「ああ、あの鉄の馬か! アレは乗れたら楽しそうだな!」

「ははは。自由になれたら、かな?」

 秀兼がふすまを閉めた後も、二人は会話に興じていた。


 ***


 張り詰めた空気。静謐な空間。常のそれと形は変わらない。とはいえ、やはり勝負の場ともなれば、否応なく緊迫感は増していく。

 午前十時。川瀬家の道場にて、角噛御前と川瀬秀治はその時を待っていた。

 立会人は先祖秀光の霊と、現当主秀兼。時間を告げる声が響いた。二人は立ち上がり、開始線にて神棚と互いに向けて一礼をする。

 かたや秀治は剣道着。ただし得物は持たず。かたや鬼は朝の和装のまま、同じく無手。秀治が構えを取り、戦を開始せんとする。が。

「まあ待て。お前さんの心意気はたしかに分かった。だからこそ、言わせてもらおう。そこの幽霊はともかく、お前さんは只の人間だ。この私と、まともな勝負が出来ると思うかい?」

 鬼は両腕を組んで仁王立ち、ニヤリと笑って待ったをかけた。しかしここで引く訳にはいかないのが、今の秀治だった。引けば最後、なにが起きるか分かったものではない。

「思えない。だけどさ。なるならない、で済ませていい話じゃない。オレはそう思ってる。腹を決めざるを得ない。だから、やる。……よっと!」

 秀治は答えるだけ答え、殴り掛かる。ふとした瞬間に浮かび来る、弱気の虫を抑えこむためでもあった。だがその次の瞬間、秀治の体は宙に浮いていた。

「かはっ!?」

 鬼の左手が、いつの間にやら拳骨を形作っていた。殴りを終えた形になっていた。重力に従い、秀治の身体は板の間に墜落した。一回、二回、と跳ね、ようやく彼の身体は動きを止めた。

「秀治!」

 秀兼が立ち上がり、そろりと歩み出す。しかし鬼は、それを手で制止した。

「まだだよ」

「む……」

 秀兼は、不承不承ながらも元の位置へ立ち戻った。鬼の目は、しかと秀治を見ていた。秀治は身体を必死に動かし、立ち上がらんと試みていた。そして、数分後。彼はよろよろと立ち上がった。

「う、ぐう……。ホントにまともな勝負にならないな、これ。予想通りで、言われた通りだ」

「だろう? だから機会を均等にしたいんだよ。私としちゃぁ」

 ここまで鬼は、一歩たりとも動いていなかった。ただ立つだけで、秀治を圧倒していた。だから彼女は、優位性をもって提案した。

「そうだな……。今からお前さんがぶっ倒れるまでに、私に一発でも当てられたらそっちの勝ち。どうだろう。二人も、それでいいかい?」

 二人も頷いた。契約に至る可能性のない勝負など、もはや勝負ですらないからだ。その点において、この場にいる四人には奇妙な連帯感があった。

「……悔しいけど、乗った」

 秀治も応じた。目はまだ光を失ってはいない。再び両者が開始線に立つ。秀治が静かに、構えを取った。直後。

「なあ、どうせなら一発でノックアウトしてくれないか? その方が、早く済むだろう?」

 なにを思ったのか、秀治が突然に提案を放った。試合放棄じみた態度に、祖父たちが立ち上がりかける。しかしその目は、本気だった。

「あらら。諦めちまったのかい? 面白くない。じゃあ……仰るとおりにしてあげようか」

 鬼が嘲り、ニヤリと笑った。右腕を二回回し、左足を大きく踏み込む。そこへ体重を乗せ、全力の拳を秀治の顔面へと叩き込む。

 当然秀治の身体は後ろへと跳ね跳び、そのまま数回回転した。地面で一度バウンドした後、道場の壁に激突。そのまま崩れ落ちた。立ち上がる可能性など、みじんもないように見えた。

「角噛御前の勝ち……」

 秀兼が力なく立ち上がり、わずかにかすれた声で勝者を宣しようとする。しかし、それを止めたのは祖霊だった。

。まあ……暇潰しにはなるんじゃないかね?」

「そうか。私もそろそろギリギリになって来た。今度会う機会があったら、みやげ話をよろしく」

「言ってな幽霊。祖父殿、そういう訳で私の負けだ。後の事はよろしく頼む。そして、今後も、だ」

「……」

 秀兼は無言だった。状況への理解が追い付かず、安堵の感情とないまぜになっていた。彼は、いまだに倒れたままの孫を見る。

「……。なにをしでかしたのか、後で問わねばならぬな」

 彼は孫を担ぎ上げ、道場から退出した。事がこうなった以上、彼にはほかにもやるべきことがあった。


 ***


 なにが起きたのか。そして、川瀬秀治はなにを起こしたのか。ことは鬼の提案、その直後にまで遡る。

 どうあがいても勝てそうにはない。それは秀治の結論だった。彼女の提案を受けつつも、彼の中でそれだけは定まっていた。なにしろ、実力差も筋力差も歴然だ。先ほどの一撃で、彼はよく理解した。

 こうして相対すれば、身長はともかく体躯は向こうの方が細く見える。しかし種族の差が、彼に敗北の運命を押し付けている。真っ向勝負では顔面に一発もらって終わり。それで契約も、なにもかもが露と消える。そう思った時、秀治は記憶を手繰り寄せた。思い当たることが、あったのだ。それは、昨日の記憶。鬼角砕おにつのくだきを手に、鬼姫の背へと突っ込んだ刹那の光景。あの時自分は目をつむり、動きが止まってしまった。だが、目を開けていたならば? 秀治は、博打に足る手法を見つけた。敵が顔面に来るならば、こちらから一歩踏み込めば――。

 発想はいつでも、唐突だった。二時間前も、そしてこの時も。次の瞬間、口が動く。弱気の虫を踏み潰し、覚悟を持つため。思いつく、最大限の誘導を試みる。

「なあ、どうせなら一発でノックアウトしてくれないか? その方が、早く済むだろう?」

「あらら。諦めちまったのかい? 面白くない。じゃあ……仰るとおりにしてあげようか」

 鬼が嘲笑い、拳を握り込む。そしてその拳が自分の顔に近づいた瞬間。秀治は決断した。

 声を上げずに一歩踏み込む。

 向かい来る拳に、

 その瞬間、鬼の驚愕した顔が、確かに見えて。

 川瀬秀治は、意識を手放した。


 ***


 勝負が終わり、後片付けも済んで。祖父の手により再度寝かされていた秀治は、かたわらに漂う気配に気付いて身を起こした。

「そのまま。そのままでいいから聞いて欲しい」

 そこに居たのは、先祖の霊であった。彼は秀治が起き上がるのを止め、口を開いた。

「一瞬ひやりとした。あのような勝ち方では身がもたぬ。褒められはせぬが、よく思い付いた。傷だらけにもほどがあった故、外傷だけは回復させておいた」

「ありがとうございます。アレはもう、オレの力ではそうするくらいしか思い付かなかったので。少なくともオレの中では、鬼に『高校通え』と言った時よりかは頭を回してました」

「そうか。まあ非難するつもりはない。それより」

 秀光は一本の巻物を彼に差し出した。秀治は改めて身を起こし、受け取り、紐解いた。そこには、改めての契約についての文言が記載されていた。

「彼女は契約を飲んでくれた。今は何故か陽気に、高校とやらで使う自分の名前を考えている」

「ははは……本当にとんでもない約束をさせたんですね、オレ……」

 苦笑が漏れる。彼女は恐らく、山暮らしよりは退屈しないと思っているのだろう。流されるがままだったとはいえ、平和的な方の結末には漕ぎ着けただろうか。後は自分が、きちんと覚悟を決めれば良い筈だ。

「鬼は約束を破ると五月蝿いからな。気を付けろ。それと、だ。契約の証として石塚を庭に拵えさせてもらった。符術で強化してあるから、余程の事がなければ破れないはずだ」

「承知しました」

「そして最後に、これを貰って欲しい」

 秀光は注意を重ねた後、一つの袋を秀治に差し出した。

「気休めに近いが、守り袋だ。どうしようもない時に、祈りを捧げるだけでもいいから、使ってほしい。勇敢な子孫への褒美だ。よく頑張った。おめでとう」

「ありがとうございます。今回の件、本当に助かりました……」

 秀治は袋を受け取り、神妙に、深く頭を下げた。感謝しても、しきれなかった。

「気にすることはない。私は子孫を見捨てない。さらばだ――」

 その声を残し、気配は消えた。川瀬秀治は、いつまでもいつまでも頭を下げていた。


 ***


 天津市の何処か、小さな洞窟にて。

「グヌヌ……ヨウヤクテヲダセルテイドマデカイフクシエタノニ……」

 人ならざる声が空間に満ちていた。洞窟は暗く、声の主の全貌は掴めない。

「カワノセヲホロボシ、オニヲテナズケ、アマツノスベテヲテニイレルヨテイダッタガ……」

 人ならざる声の主がもぞもぞと蠢く。それは蛇のようであった。

「マアヨイ……。アマリロコツニウゴケバ、ムコウニコトガバレルオソレモアル……。ム、ソロソロジカンカ……。ヌゥン!」

 一声上げると怪物は、みるみる内にその姿を人型のそれへと変えていく。やがて変形が収まると、人型は声を上げた。それは怪物の声ではなく、人の声であった。

「なに、まだまだ策はいくらでもある……。バレさえしなければな……。クックック……」

 人型は洞窟から去っていく。その後の空間には、なにも存在しない。ただただ、暗い空間がそこにあった。


 ***


 三月三十一日、夜。十五の生誕日となるこの夜に、本来なら川瀬秀治は角山に登る筈であった。しかし今、彼の姿は屋敷の庭にあった。傍らには白髪の少女。頭からは、綺麗さっぱり角が消えていた。その姿に少年は、一縷の望みを賭けて問う。

「……なかった事にして欲しい、とは言えない、よね?」

「当然だ。それを言ったら、殺すまであるぞ? いい加減に、覚悟を決めろ」

 白髪の少女――角噛御前は、笑みさえ浮かべて切り返した。

「っ……」

 秀治は思わず目を逸らす。彼女の笑顔に、えもいわれぬ魅力を感じてしまったからだった。一昨日までは、こうじゃなかったはずなのに。彼は思わず、繰り言を吐く。

「やれやれ。なにはともあれ、あれだけの事があっても、今のんびりできてるなら上等、か……」

 もはや葛藤している場合ではない。そう思った。しかし鬼は、まさかの追い討ちを仕掛けてきた。

「そういう事だ。ああ、そうそう。私は今後、この屋敷に住むぞ? まさか、山から通う訳にも行かないからな」

「えっ」

「二度言わせるな。私はここを住処とする」

 サラッとなされた断言に、秀治は顔面を蒼白にした。異性と同居。しかも通学まで一緒。思春期真っ最中の男性に、なんと恐ろしい仕打ちであろうか。

 リスクを考慮せず、思考のままに発したあの言葉。それが今、とてつもない後悔を呼び起こしている。言葉を発そうにも、藪蛇が怖くて何も言えなかった。やってしまった。というのが、秀治の正直な感想だった。しかしそれを知ってか知らずか、角噛御前は空を見上げ、鼻をクンクンさせている。

「……ふむ。良い飯の予感がする。そうか、そういえばそうだったな!」

「急にどうした。山の食料が恋しくなったか?」

 一人勝手に喝采の声を上げる彼女に、秀治は困惑の視線を向けた。しかし彼女は意に介さない。

「違う違う。ほれお前さん、今夜山に来る予定だったのだろう?」

「そうだが……あっ! 今日で十五歳だった……」

 思わぬ失念に苦笑する秀二。だが鬼はおおらかだった。

「自分の生まれ日を忘れておったか。いや、仕方あるまい。昨日から大変だったものなあ?」

「そうだな。アンタが暴走したせいで大変だった。すっかり忘れていた」

「ハッハッハ。それは悪かった。贈り物はないが罪滅ぼしを兼ね、私のこれよりの名をお披露目してやろう。なに、来年にはきちんと用意しておく。おめでとう!」

「……ありがとう」

 あまりにも親しげに言ってのける鬼に恥ずかしさを感じ、秀治はそっぽを向いてしまう。しかし鬼は言葉を続けた。

「それで、私の名前だが……。『津山美咲つやまみさき』と名乗ることにした。名字はあの山から、名前は『御前』を読み替えて拝借させてもらったよ」

「なるほど。名前の良し悪しは分からないけど……。美咲さん、今後とも宜しく」

 秀治は丁寧に一礼した。これからは同い年の異性ということもあり、言葉もそれ相応に整えた。しかし美咲は不満気だった。

「固いな。もっとこう、砕けよ。普段通りで良い」

「えっ……。じゃあ……」

 秀治は顎に手を当てて考え込む。そこへ美咲からの追撃が飛んできた。

「今後は対等の立場だ。承知せい。そして覚悟しろ。一昨日までのような腑抜けた事をぬかしたら容赦しない」

「……」

 あまりにも剣呑な言葉に秀治はまず目を剥き、続けて天を仰いだ。月と叢雲がその顔を照らす。深呼吸をした。なにかがストン、と肚に落ちた気がした。もう迷わないという覚悟が、あっさりと決まった。あっさりすぎる気もしたが、それでいいとも彼は思った。

 だから彼女に振り向き、精一杯の笑顔で言った。

「『美咲、よろしく頼む』」

 言葉は即座に返って来た。相手も笑顔だった。

「『こちらこそよろしく、秀治』」

 一瞬の沈黙が流れ、その後二人は大きく笑った。そこへ祖父の呼び声が響いた。

「秀治、そろそろ夕食になる。手伝って欲しい」

「はい!」

 秀治が台所へと駆けて行く。美咲は一人庭に残り、星空を仰いだ。昨日まで見ていたそれとは、僅かに遠い気がした。

 川瀬秀治の青春は、まだ始まったばかりである――。


 第一話・完



 ~~~~~~~~~~


 最後までご覧頂き、誠にありがとうございます。

 本作品が「いいね」と思われましたらば、ぜひともこの下の応援ボタン、フォローボタン、「星で称える」ボタンを押して下さい。

 また、本作品は読了ツイート、宣伝ツイートを歓迎しておりますので、ドシドシお願い致します。

 次回更新は一週空けて10/8(土)朝8時2分を予定しております。よろしくお願い申し上げます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る