第73話補足:世界三大奇石
さて、今回のお話で出てきた「パライバトルマリン」という宝石聞いたことありますか?実はこの宝石、ダイヤモンドより稀少価値が高いんですよ?といういこといで今回は、ダイヤモンドよりはるかに高級な宝石たち、いわゆる世界三大希少石について説明してきます。
まずは世界で一番希少と言われるのがアレキサンドライト。石言葉は「秘めた思い・情熱・誕生・高貴」になります。
アレキサンドライトは不思議な宝石で、昼と夜の光によって色が変化する宝石です。昼はエメラルドのような透き通ったグリーンに、夜はろうそくの光を当てるとガーネットのような暗赤色になります。すごい宝石ですよね。
次に紹介するのがパパラチアサファイヤ。石言葉は「あなたの過去も、今も、未来も愛している」になります。なんかクソ重い表現ですよね。
パパラチアサファイヤは、サファイヤのくせにグリーンではなく、ピンクとオレンジが混じり合った不思議な色をしています。名前の由来がハスの花で、匂いを嗅いだ時にその甘美な香りで、頭の中にオレンジとピンクが混ざり合うイメージが浮かぶからみたいな話なんですが、どこまで本当なんでしょうね?
さて最後は、本話で出てきたパライバトルマリン。1987年にブラジル・パライバ州のバターリャ鉱山で初めて発見された新種のトルマリンで、わずか数年で鉱床が底を尽きたほどの貴重な宝石です。
そしてその石言葉は「ルーツと希望」なんですよね。ということで本話で使わせてもらうことにしました。
パライバトルマリンは、光ががったネオンブルーで、トルマリンとは明らかに異質な特別な色合いの宝石です。私も初めて見た時、その美しさに感動した覚えがあります。
さて、最後に、この話が没になった史実的な理由を2つ。実は中央アジアというかイスラム文化圏では、左手は不浄の手と言われていまして、結婚指輪は右手につけるんですよ。なので今のイメージに合わないかなというのが1つ。
そして、もう一つはギメルリング。これ、2つの輪が重なりあって1つのリングを形つくる、いやまぁ、なんとも結婚指輪というか、贈り物系の指輪としては粋な指輪ではあるんですが、これ西洋で発明されたリングなんですよね。いや、普通の指輪でいいだろう?というツッコミもあるかもしれませんが、こういう所を譲れないのが私のダメなところなわけで、はい。
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あとがき
https://kakuyomu.jp/works/16817139557982622008/episodes/16817139558833820652
だって、お金が好きだから まぁじんこぉる @margincall
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