淡々と物を拾う男と拾って貰う怪異との物語

「13. 写真」までの感想になります。

主人公は物を拾う男ですが、それによって解き明かされるのは拾って貰う怪異という、準主人公の秘密が解き明かされていく話になっています。

怪異になってしまい、記憶がおぼろげになってしまっている思い出や気持ちを拾いものが鍵となって段々と分かってくるのが夢中にさせ、解き明かされた後に準主人公の気持ちに感化させられるという読後感がありました。

「写真」以外のその後のシリーズにも期待しています。

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