ちょっと何言ってるかわからないと思うがちゃんとわかる

オーディオオタクの早口……と思ったらそんなものじゃなかった、ぐるぐる目してそうな男と女のお話。

無茶苦茶な、時々文章として成立していないんじゃないかと思う語りは、しかしなぜか読める不思議な趣のある作品。
というか、こんな描写できるんですね……想像力を膨らませて書いたのだろうと推察します。

しっかりと関係性や内面事情の核心が読み取れて、いろんな意味で興味をそそられる作品でした。