Root 27 ……終わりではなかったの。
僕らは、まだ知らなかった。
芸術棟の奥底で蠢く不思議。
それは何?
新たなる伝説が目覚めたとでもいうの?
そうなの、あの時、芸術棟から見えた白い光……
夏休みの宿題も終わって清々しくなった一時。また見えた。しかも三人揃ってこの窓から。そのことについては美路さんも、只々狼狽するばかりだ。
そこで知る√の意味。
積み上がる不思議は、途切れることなく未来永劫に。なぜなら、その根は地下の奥深くまで、蔓延っているのだから。
七不思議はまだ、その根から、新たな七不思議を生むのだ。
生き物なの。
芸術棟も、そこで起きる伝説も。
二乗に積み上がるスピードで、今日もまた誕生している……
ハヅキルートの冒険。 大創 淳 @jun-0824
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます