大嫌いな夏を、こんなにも思い出さずにはいられないのはどうして

淡々と連ねられる想いの一つ一つはこんなにもモノクロームなのに。
どうしてでしょうか。
それらが繋がったこの物語の、何と色めいていることか。

喪失はいつだって美しい。


短いながらもそんな美しい物語を
あなたにも堪能してほしいと思います。