★★★ Excellent!!!
森から出ることのできない少女がある運命的な出会いを果たし、変わる日常 crazy’s7@体調不良不定期更新中
【簡単なあらすじ】
ジャンル:ファンタジー
主人公は呪いのせいで見た目が成長せず、森から出ることもできなかった。森での暮らししか知らなかった彼女は、ある日運命の出会いを果たす。その少年からは木の実を焼くこと教えて貰ったり、別の女性からはお菓子や料理を教えて貰ったり。少年との出会いから少しづつ日常が変わり始める。
【物語の始まりは】
『魔虫の蜂蜜屋』についてから始まっていく。魔物である蜂の巣から採れる蜂蜜は『魔虫の蜂蜜』と呼ばれ、品質が良ければ万能回復薬と言われ、これを呪われた親子が作っているという噂があるらしい。本編に入ると、恐らくこの噂の親子の娘の方であろう。大きな争いの戦火による煙に怯えていた。父との会話から始まっていく。
【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】
魔法が使える世界。
【主人公と登場人物について】
主人公は隠しの森で父と共に特別な回復薬を作っている。そんな彼女はここから出たことがない。自分と同じような秘密を抱えた少年との出会いが、彼女を変えていくのだろう。少女に見えるが、もしかしたら少女ではないのかもしれない。ハーフエルフであること、蜂蜜屋のことも秘密にしなくてはならないようである。
主人公は少年にあることを問われる。そこで主人公の心理により、彼女の置かれている状況も明かされていく。そして本心とは違うことを彼に告げるのだ。自分の意志で自由になれないことがどれだけ辛いことか伝わってくる。
【物語について】
黒煙をみた三日後、来客の予定もないのに父が誰かを連れてくるところから話は展開されていく。どうやら、けが人のようである。彼らは森で薬草を探していたところを父に連れられ、主人公達が住む家に連れてこられたようだ。
そこで、ここに連れて来られた商人たちの中の一人の秘密を知ってしまう。それは本当の姿を隠している主人公にとって他人事とは言えない秘密であった。二…
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