悪役令嬢?愛犬?そんな肩書は、この愛の前では障壁にさえなりません!
- ★★★ Excellent!!!
序盤の話がテンポよくスムーズに進んで行く展開は、読んでいて止まることをやめたくなるほど作品の中に惹き込んでくれます!
舞台背景や状況表現もとても丁寧で分かりやすく、実際に目で見ているかのように読み進めさせてくれるので、世界観が損なわれる事無く楽しめました♪
登場するキャラクターも個性が強く、それでいて愛嬌があり、コミカルさも含めて絶妙なバランスで描かれています。
特にマイラ(茉依)の感情の表現とその変化していく姿には、ついつい見守りたくなるほどの親心さえ芽生えてしまいます。
また、作品にコミカルさと明るさをもたらしてくれる元愛犬のフレーデリックの存在は、成長も含めて応援したくなります。
作品の内容も、身近な人間関係の問題に始まり、恋、魔法、政治、さらには国自体の問題にまで発展を見せ、読んでいて飽きることがありません!
自分もまだ読んでいる途中ですが、是非ともご一読頂きたいと感じた作品です♪