1章の第25話まで読ませて頂いた感想になります!
作品の舞台に設定されている『精霊界』ですが、舞台背景も含めてしっかりとした理の元に構築されていて、この世界観を受け入れやすくしてくれています。
圧巻なのは、この作品の1章のすべてがゲームで言う『チュートリアル』的に描かれていることでした!(個人主観ですのであしからずw)
読み進めていく度に、この作品に必要な理や知識、登場するキャラクターが分かっていくように設定されていて、流れるように作品の世界観に入っていけました。
キャラクターも魅力的な個性を余すことなく見せてくれていて、それぞれにしっかりとした物語が存在しています。
キャラクター同士の掛け合いでも、シリアスな場面の中にも愛嬌を見せてくれたり、コメディ的な要素まで組み込んでくれていて飽きさせません!
そこに見事なまでの感情の描写が、そのキャラクターの心情を分かりやすく描いてくれていて、その場の状況も含めて読み取りやすくさせてくれていました。
この世界での能力や力関係、戦闘描写なども丁寧に描かれていて、ついつい次が気になり読み進めてしまいます。
1章の最後にある第25話では、登場キャラクターの詳細まで描かれていて、作品を読んでいく際のイメージをより鮮明なものにさせてくれます!
自分もまだ1章を読み終えたばかりですが、是非ともご一読頂きたいと思う作品です!
精霊術や精霊界など、作者さま独自の世界観がとても面白い一作です!
冒頭部分こそ”よくある転移モノ”ですが、読み進めるにつれて、深く練られた設定に皆さん驚かされるはず!
各キャラクターの過去等、背景もしっかり考えられているので、登場キャラの言動にも説得力があり魅力的です。
加えて特筆すべき点と言えば、ヒロインがとにかく可愛くて推せるところでしょうか。
特に、途中で登場するヒジリとリィムがめっちゃイイ!(個人的趣向
読み応えのある転移モノをお探しの方、ぜひ本作を手に取ってみてはいかがでしょうか!?