キミが去って ■■■がやって来た……

ひとまず3話まで 読了。

大学生の馨の視点で紡がれるストーリー。
読者は 馨として物語世界を追体験します。
深く愛し合っていたハズなのに 突如 姿を消した恋人。

その頃から 自室に棲み着いた〈得体の知れないモノ〉。
それは 匂いや音まで 伴うリアルな〈実在〉。
そして 女性的なイメージ持つ〈ナニか〉。


読者は 馨とシンクロしながら 言い様の無い恐怖を感じるのです。
······ですが それと共に ある1つの疑念が湧いてきます。

〈得体の知れないナニか〉と〈消えた彼女〉には 関連があるのでは?
そして その事について馨は 何か知っているのでは?

作者様の緻密な構成と よく練られた文体が 恐怖と謎へと誘います。
引き続き追いかけたいです。

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