概要
貴方がいけないんですよ、王子。私を『婚約破棄』しようとしたのですからね
「ジュオン、今日をもって、君との関係を終わらせてもらう」
王宮の一室。
茶会に招待されて呼ばれたこの場所で、ジュオンは、ガマンデキン王国第三王子にして、婚約者であるシャイセ・ガマンデキンにそんな言葉を告げられていた。
「ジュオン!たった今をもって、君との婚約は破棄させフォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!!!」
そのまま婚約破棄を宣言しようとした次の瞬間、何故か王子は絶叫していた。
「お、王子!?いったいどうしたんですの!?」
「い、いや、何故か急に、は、腹の調子が…」
(フフッ、どうやら効果はあったようですわね。貴方がいけないんですのよ、王子。貴方が私を『婚約破棄』しようとしたのですから)
慌てふためく浮気相手である腹違いの妹と王子を見なが
王宮の一室。
茶会に招待されて呼ばれたこの場所で、ジュオンは、ガマンデキン王国第三王子にして、婚約者であるシャイセ・ガマンデキンにそんな言葉を告げられていた。
「ジュオン!たった今をもって、君との婚約は破棄させフォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!!!」
そのまま婚約破棄を宣言しようとした次の瞬間、何故か王子は絶叫していた。
「お、王子!?いったいどうしたんですの!?」
「い、いや、何故か急に、は、腹の調子が…」
(フフッ、どうやら効果はあったようですわね。貴方がいけないんですのよ、王子。貴方が私を『婚約破棄』しようとしたのですから)
慌てふためく浮気相手である腹違いの妹と王子を見なが
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