君に痴漢扱いされた日、君に恋をした

想いで

「・・・ごめんなさい」

「・・・え？あっ・・・いやっ！振ったわけじゃないのっ寧ろ私にその資格があるのかなって思っちゃって・・・」

「・・・振られても一生想い続ける事を許してください・・・って？違います振ってません誤解ですっ！」

「じゃあ付き合ってくれるのかって・・・諦めないって・・・かっこよ・・・顔ちか・・・こえ・・・いい・・・すき・・・」

「え？声が小さくて聞こえないって・・・きゃっ・・・押し倒してくるのは・・・だいたん・・・そこも好き・・・」

「好きです」

「好き」

「好きです・・・よっしゃぁーーって・・・もう・・・まだちょっと抱きしめていて欲しかったな・・・」

「うん・・・ええ・・・勿論話さなきゃいけない事が沢山あるよね・・・私達」

「うんさっき飛び降りようとしてた事は聞くよ。私次やったら許さないんだからね。まだ何にも捧げられてないんだから」

「ねぇ・・・私の彼氏さん？思い出話を聞いてくれないかな？」

「過去に貴方にとんでもない恥知らずな事をしてしまった馬鹿な女の話をして・・・もし私を嫌いになったら・・・その時は・・・」

「嫌いになんかならない？」

「ふふっ話すのに勇気がでてきたよ、けどやっぱり嫌いになっちゃうかもしれないような事なのこれは。私の間違いの話なんだから」

「あぁ・・・過去の痴漢の話か？って・・・・・・・・・っぇ」

「え・・・俺の方こそごめんって・・・な、何で…私が貴方を痴漢の犯罪者扱いしたんだよ？貴方を傷つけて、太陽を奪って、こころ、を・・・欠けさせて」

「あの日に惚れた！？ずっと好きだった！？誤解だったならそれを解いてもらえるよう、嫌いだったなら見直して貰えるようずっと努力してきた！？！？」

「・・・つ、都合が良すぎて・・・夢でも、見てるんじゃないかって・・・思っちゃいそうだよ・・・」

「私と貴方がずっと両想いで、どっちもずっと。振り向いてもらえるように今日まで頑張ってただなんて・・・」

「え？・・・あ、うん♡そうだよ。私もずっと貴方にごめんなさいって許してもらえるように頑張って来た、私の持つ全てを捧げてお願いして、どうか許してこれから前を向いて下さいって・・・私を彼女さんになんて言わないから・・・ずっと傍で都合のいいように扱ってくださいって・・・そう言えるように」

「彼女だよって・・・うん、そっか。そうだね、そういってくれるのは嬉しいけどそれでも足りるなんて思ってなかったんだ、私。ついさっき君の瞳が子供の頃の時の君みたいに輝いていなかったら、きっと私は・・・」

「あ、ううん、その・・・えへへ・・・なんでもないよ。うん。なんでもない」

「ねぇ・・・私、美人さんになれたかなぁ？読者モデルにもなって美容にも頑張って貴方の傍に居られる私に・・・貴方の彼女さんでいられる・・・ううん違うね、ごめんね。これも・・・」

「私からも言わせて下さい」

「貴方が好きです」

「私の心を大切に拾い上げて、そっともどしてくれた優しくて太陽の様に輝いている貴方が好きです」

「私の全部をあげますから。どうか、私と付き合って・・・っむぅ！」

「っぷはぁっ・・・もう、急にキスしてくるんだもん・・・ううん嬉しいっ！・・・改めて、大好き。これからずっと、ずーーっと。よろしくね！」