第2話 気づかないトラウマ
私が中学生の頃、自分は恵まれた子どもだと思うことが起きた。
幼稚園、小学校と周りにいる友達はみんな家族ぐるみで仲が良かった。
簡単に言うと幼馴染というのかな。
みんな家族同士も仲が良くてお母さん同士も友達で家庭環境も同じような友達だった。
携帯を持たせるタイミング、おこづかいの金額設定と親同士が話し合いみんな同じにされたくらいだ。
だけど中学は違った。
地区の範囲が広がり、いくつかの小学校が一緒になる中で出会うあたらしい友達はまるで新しいおもちゃのようにキラキラ輝いて見えた。
そして、私の普通は誰かの普通ではない。
そんなことを気付かされた。
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