情景の美しさが際立つ作品。一話一話を読むたびに、こちらの心の先まで澄んでいくようで・・・。美しく、けれど哀しく。灯りの灯る、素敵な物語でした。
文芸系がメインです。 作品コンセプトは、『あなただったかもしれない物語』。 好きな言葉 brutally honest 残酷なまでに正直に。 (大事な姉貴分…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(145文字)
好きの塊だった。まずは、海。語ると長くなるからやめておくが。灯台も好きだ。眺めのいいところにあるし、無駄のない姿をして、強くて孤独で長い時を生きる。帰るもの訪れるもののために彼方を照らす。…続きを読む
灯台守の不思議な少女との、儚く切ないひと夏の思い出が語られます。短編にも関わらず、まるで長編を読んだような充実した読後感。そして、切ないはずなのに、心には暖かな灯台の光が点ったような心持ちです。…続きを読む
ある夏の日、『私』は海岸で一人の少女と出逢う。しかし同じ学校に通う生徒かと思った少女の正体は思いもよらぬもので――。SF要素ありの、綺麗で爽やかで、ちょっと哀しいけど優しさが心に残る物語です。美…続きを読む
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