風はいつも傍にあるのです。

風を数えるごとに、それらが包む風景も、柔らかなデッサンのように感じます。
風の名前は皆美しく、色を変え、香りを変え。作品の世界に彩りを加えていますね。
ストーリーも、とてもとても素敵です。
言葉選びが美しく、情景描写が素晴らしいです。読んで損のない作品でした。