概要
それは打ち明けることをしなかった、最初で最後の恋。
高校生活、最後の日。
幼馴染みの想い人と共に歩く通学路はいつもよりも綺麗に見えて。
ずっと前から伝えようと思っていたこの言葉は、僕達の間に隔たる『距離』という壁に阻まれて、いつまで経っても届きやしない。
それでも良いと、そう思えるのは、きっと君がいつもと同じように笑うから。
つられて僕も笑ってしまうから。
胸の内に抱いたこの想いも、君と過ごしたこの日々も
この笑顔と一緒にいつまでも憶えていようと、そう思えるからなんだ。
――――――――――
カクヨム様主催
「5分で読書」コンテストの応募作。
私の別作品である短編集【 Good Day】に収録している作品をコンテスト用に改変したものです。
皆様の5分を僕に下さい。
幼馴染みの想い人と共に歩く通学路はいつもよりも綺麗に見えて。
ずっと前から伝えようと思っていたこの言葉は、僕達の間に隔たる『距離』という壁に阻まれて、いつまで経っても届きやしない。
それでも良いと、そう思えるのは、きっと君がいつもと同じように笑うから。
つられて僕も笑ってしまうから。
胸の内に抱いたこの想いも、君と過ごしたこの日々も
この笑顔と一緒にいつまでも憶えていようと、そう思えるからなんだ。
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カクヨム様主催
「5分で読書」コンテストの応募作。
私の別作品である短編集【 Good Day】に収録している作品をコンテスト用に改変したものです。
皆様の5分を僕に下さい。