概要
お前達が選んだんだろ?
木之下享〈きのしたとおる〉高校二年、16才。
特殊な家庭環境ではあるものの両親、義妹(同い年・違う学校・ブラコン)と仲も良い。
中学の頃から付き合っている彼女がいる。
享は普段、前髪で顔が隠れており黒縁メガネの陰キャで、カースト底辺である。
彼女は元々大人しい清楚な感じだったが高校デビューで今では垢抜けたカーストでも上位にいる。
高校一年の冬から次第に距離ができはじめた享と彼女。カースト上位の取り巻き達から陰口を叩かれる享。彼女のとった行動と享の対応。周りの反応と享への糾弾。
学校という狭く息苦しいコミュニティで起こる物語を、学生という演者達はさて、どう踊り出すのかー
特殊な家庭環境ではあるものの両親、義妹(同い年・違う学校・ブラコン)と仲も良い。
中学の頃から付き合っている彼女がいる。
享は普段、前髪で顔が隠れており黒縁メガネの陰キャで、カースト底辺である。
彼女は元々大人しい清楚な感じだったが高校デビューで今では垢抜けたカーストでも上位にいる。
高校一年の冬から次第に距離ができはじめた享と彼女。カースト上位の取り巻き達から陰口を叩かれる享。彼女のとった行動と享の対応。周りの反応と享への糾弾。
学校という狭く息苦しいコミュニティで起こる物語を、学生という演者達はさて、どう踊り出すのかー
御一読頂きありがとうございます。
「ギフトを」と感じて頂けた事を心から嬉しく思います。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!文章は粗削り、しかし金剛の原石。
圧倒的な疾走感。この言葉に尽きる。勢いがすごい。とにかく凄い。勢いだけでも壱百満点。圧倒的なザマァ!!の密度と、勢いが善すぎてノンストップで読める爽快感、そして最後まで読み終えたときの名作特有の最高の余韻がいい。
ストーリー展開にご都合主義というか少し非現実的なものはありますが、それもまたリアルよりに描画するとこれほどの勢いは生めなかったのではないかと思えば納得です。
やり過ぎるくらい加害者をぶったぎるけど、悪くない人たちは救済する。勧善懲悪の体現みたいなお話でした。
読み終えたときの『願わくば続きがよみたい、中編で読みたい』と思わせるのは才能の証。もっと伸びろ!!!
まだまだ粗削り…続きを読む