圧倒的な疾走感。この言葉に尽きる。勢いがすごい。とにかく凄い。勢いだけでも壱百満点。圧倒的なザマァ!!の密度と、勢いが善すぎてノンストップで読める爽快感、そして最後まで読み終えたときの名作特有の最高の余韻がいい。
ストーリー展開にご都合主義というか少し非現実的なものはありますが、それもまたリアルよりに描画するとこれほどの勢いは生めなかったのではないかと思えば納得です。
やり過ぎるくらい加害者をぶったぎるけど、悪くない人たちは救済する。勧善懲悪の体現みたいなお話でした。
読み終えたときの『願わくば続きがよみたい、中編で読みたい』と思わせるのは才能の証。もっと伸びろ!!!
まだまだ粗削りな作品なのであえて★2とさせてもらいます。もっと伸びろ!
そして主人公はハゼロ!!