ワクワクとアワアワと【中田もな 様作品へ】

・作品タイトル

『鏡は冷たく六花を誘う(自主企画用作品)』

・作品URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139556144557017


 歴史モノや神話モチーフが上手い中田さんのご参加作品です。

 がっつり歴史モノで、北欧神話ネタもある2球目、もう嬉しいやら困ったやらでした。

※2球目URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139556144557017/episodes/16817139556144711049

 私は歴史モノに自信ありませんし、タイトルはルーン文字で読めませんし……。4球目のとき、タイトルの「ᚡ」をググっても、パッと出てこなくて、「ルーン分からないよー!!!どうしよーっ?!」となってました(笑)

※4球目URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139556144557017/episodes/16817139556347124636


 また、神話ネタは好きなもののそれほど詳しくないため、説明キャラとして登場させた木本さん(※キャラデザはほぼ中田さんです)。

 結局、自分で正体を描くことになったわけですが、めっちゃ迷いました…。4球目で登場した彼女の関係者であることまではすぐ思いついたんですけど、夫か弟(もしくは兄?)かで、すごく悩みました。

 最初は弟で考えていたんです。中性的な設定だったので。

 でも、書くうちに、これは夫の方が綺麗に話がまとまりそうだなって……。あと、6球目の『春風』の件に、天人花の中で茫然としてた逸話を連想しました。

6球目URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139556144557017/episodes/16817139557477154988


 というか、よく考えると、そもそも『木本さん』って名前が夫の方を連想しちゃいますよね!世界樹ユグドラシル首吊った話「愚者」のアルカナのネタあるし!あと、彼は知識に餓えているみたいな逸話も多いし。ハッ、浪人生もその伏線では?!

 ……というわけで、こうなったのですが、合ってたみたいでよかったです!


 また、その後の『剣』の件。

 あの終盤に入れるにしては、話を膨らませ過ぎかなぁと迷ったものの、私がラストを締めることになったときに備えて入れました。私の方のタイトルが接続詞ばかりだったことと、その彼がラグナロクで奮った『剣』なので、ラストのアイテムにはちょうどいいかな……と。また、前述の『弟』や『夫』関連の逸話がある他、なぞかけの話もあり、物語を終わらせるときに意味づけがしやすくなるかなとも考えました。


 それに対して返してもらった10球目。

10球目URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139556144557017/episodes/16817139558207598214

 水族館というのは、返球の際に思いつきつつ、一度も書かなかったネタだったので、すごく嬉しかったです。

 ただ、ラストがノルウェーに舞台が戻りそうな雰囲気で、焦りました。私は彼についても知識が足りない……。ネットで調べただけの知識しかない……。

 せめて、『剣』の部分だけでも回収しようと思って、突っ走ったのが、この11球目になります。個人的には好きな感じに書けたと思っているんですが、いかがでしょうか……。

11球目URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139555266066744/episodes/16817139558208450080

 『剣』を彼女の胸から抜き取るという案もあったんですけど、この展開には適さないと思い、あのようにしました。他に『ダモクレスの剣をやる』という謎の没案もありました。ただ、ここでギリシャネタを混ぜるとハチャメチャになり過ぎちゃうので……。でも、『ダモクレスの剣』かっこいいですよね?!私、アニメの「K」が好きだったんですよ…!

アニメ「K」公式サイトURL

(http://k-project-1st.jpn.com/)


 そして、中田さんの最終話。

12球目URL

https://kakuyomu.jp/works/16817139556144557017/episodes/16817139558380520426

 予想と違っていて、びっくりしました。王が来ると思ってたら、夏の終わりを感じさせる青春ドラマっぽい涼やかさ!

 とても楽しかったんですが、もし私が振り回してしまっての結末なら、申し訳ないなぁという気持ちがあります。

 でも、続きを感じさせるワクワクな終わりなので、またそのうち続きを書いてくださるのかな、そうだと嬉しいなぁと、勝手な期待を抱いています。

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