どこでもいつでも走っている

とある建物に入っていった少女と幼い弟と妹。外では雨が降り出していた。
800文字以内のSF作品。細かい説明がない分、そこがどこでいつなのか、様々な想像を巡らせてしまいます。
時代や場所も関係なく、人を苦しめているものは何なのか。その背景を考えると、より恐ろしく、同時にやるせなくなっていきました。