メガネがないからこそ、見えてきたものとは。
若い世代が、苦悩しながらも自分の可能性や能力を信じて、前に進んだり困難を乗り越えたり、そんな小説が書きたいと思っています。その一方で、よくわからないものを書い…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(105文字)
主人公は眼鏡を失くしたことから始まる物語。しかし、お祖母さんの様子が妙です。さて、この事件のからくりは?最後に光る名探偵の推理とは何でしょう。
何気ない日常の中にある、何気ないミステリー。話の中に散りばめられた、疑問や不安と言った要素を、3000文字の中で表現し回収する手腕は、鮮やかと言う他ありません。読み終えた後にくる、クスリと笑…続きを読む
読み終わってから思わず最初から読み直して『あ、なるほど!』と思いました。どんな感動的なオチがやってくるのか期待していましたが、予想の斜め上からやってきたオチには感心するばかりです。
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