詩人の叫びがここにある

これはまさしく叫びである。
どんなにのんびりと、集中力を欠いた態度で読み始めても、ひとたびこの、マフユフミさまの第4詩集に目を落とせば、背筋はシャキッとのび、感覚が冴え、真摯にならずにはいられない。
それは、この詩集が、まさしく
   叫び
そのものであるからだ。

天への叫び、空への叫び、地への叫び、そして、血の叫び。
皆さまもこの詩人の血の叫びに目を落としてみませんか?