虹色の花はどこにある?

登場人物たちや背景描写が丁寧に描かれていて、頭に映像が浮かびます。

結果としてはスライムでしたが、「スライムがするのは擬態」=「虹色の花があるかもしれない」という流れが秀逸。虹色の花が存在する可能性を残しつつ、新しい町に対する期待感やどんなことに巻き込まれてしまうんだろうというドキドキ感も味わえるラストも好きです。

「虹色の花」という想像するだけでわくわくする題材で、すごく惹き込まれる作品でした!