第2話 ペンション

生徒全員沈黙となる。頭にクエッションマークがついてるように唖然とし、白石が口を開く。

「なにこれ?ww今流行りのどっきりってやつ?そもそも先生はの後分かんないし、なんかうける!」

白石がお腹を抱えて笑っていた。

「そもそも補修合宿で行くのに先生いないなら、行かなくてよくね?俺めんどくさいの嫌いだし!」

そんなこんなで、2人生徒が帰ろうとした矢先、またしてもグループLINEが届いた。


「みなさんが全員揃って来ないときは、先生の命はありません。尚、逃げ出した参加者のかたにも制裁を加えます。」と共に目隠しをし倉庫のような場所に拉致をされている先生の画像が添付されていた。


「これってやばくない?どっきりとかじゃないと思う…」

七瀬がひどく怯えた様子で指をもじもじしながなら呟いた。

バスの運転手にそろそろ出発しますよ。と催促をされ、一同バスに乗り込んだ。


高速を走り、下道におりどれぐらいがたったか分からないが、私かが泊まる[伏見旅館この先]と立て看板がたっており各々(おのおの)おりる準備をした。


バスが止まり降りた景色はとても静かで、田舎のおじいちゃんちを思い出すように暗く、街頭もポツリ、ポツリとたっているだけだった。


旅館につき、仲居さんが出迎えてくれた。

「西条高校のみなさんお疲れ様です。仲居の北島です。男女に分かれてお部屋をもうけてあります。男性は鶴の間、女性は、はなみずきの間となっております。」 


「男女に分かれて荷物をおいたら、とりあえずさっきのLINEについて話し合うか!」と小早川はしきり始めて全員を食堂に来るように呼び掛けた。


渋々、逆らうと後がめんどくさいため小早川の案にのり全員で1階の玄関で待ち合わせをして食堂に向かうことになった。


全員が揃い食堂につくと、手紙が1通テーブルにおいてあった。

「始めまして。西条高校のみなさん。みなさんにはこれよりペンションノアールにお越しいただき、補習授業を兼ねてゲームを行っていただきます。地図を同封していますのでそちらを参考に1人もかけずにお越しください。」と書いてあり、手紙の回りには赤い血のようなものが乾いていたがベットリ付着していた。


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サバイバルゲーム 6日間の恐怖合宿 @ghm-0902

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