私は古文が苦手なので、表題の唄を知りませんでした。実際にはもう少し長い歌で、内容は「人間はだれでも死ぬもの、生きたときのことをしのぶものとして、生きているあいだになにをしておこうか」 というも…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(292文字)
数々の歴史小説を書かれてきた四谷軒さまが満を持して信長を描きます。以前は今川義元は半ば公家化したボンボンというイメージが強かったかと思います。信長を舐めて自爆したという評価。史実では御家騒動の…続きを読む
本作の今川義元の抱える闇が黒い沼のようだ。その悪意と謀略の凄みとは梟雄・謀聖という言葉でもまだ足りない。自己愛、権謀術数、加虐性、良心の欠如の四つが揃ったダークテトラッドの人格が武力、知力、権力も…続きを読む
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