番外編1(しゃべる猫との日常)

ある日突然猫としゃべれるようになったときのこと。



この日も猫と夜寝て、猫と朝起きて、昼も寝てる猫の隣で昼寝したとき、不思議な音がした。




「ぶひゅるふぅ~……」



「え?」




猫のいるほうから聞こえたその音。

そっと起きてみると、猫は寝ているようだった。




「……そりゃ違うよそっちじゃないってご飯じゃなくて水!水換えて!」



「ええ?!」



「っえ?!」




モニカが急に騒ぎ出したので思わず声が出てしまった。

そうしたら、それに驚いたモニカがびっくりして起きた。




いやびっくりしたのはこっちだけどね。




「また寝言ー」


「あ、言ってた?」


「言ってたよー」




寝言だったらしい。



確かに、モニカもピオも、寝ている時にぶひゅぶひゅ言うときがあって、猫が寝言言ってるのかなー? と気になっていた。



しかし、そんな長い寝言だったとは思いもよらなかった。




「ピオは前、なんか撫でろ撫でろ言ってたよね。」


「そうだったー?」



「なにそれかわいい。」



寝言で撫でろとか可愛すぎて、萌えた。ってか悶えた。



やっぱり猫は、今日もかわいい。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る