概要
いつもと変わらない日が、特別な日に。
山中京子。二十八歳、会社員。
七つ年下の後輩は、社内・取引先を問わず人気者のイケメンくん。
三年前に高卒で入社して来た彼のこと、正直、子どもだなって思っていた。
今では随分凛々しくなったけれど、彼の容姿のせいもあってか、可愛い歳下って言う印象はまだ変わらない。
これまで離れたデスクに座る彼と私の間に、これといった接点はなかった。
クリスマスもお正月も過ぎた、ある冬の日。
予想もしていなかった出来事が起きる。
やがて生涯のパートナーとなる二人の、はじまりの日の物語。
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