真夏の太陽のように、眩しい二人を見届けて

きみがアイドルだから好きになった訳じゃない。
あなたがファンになってくれたから惹かれた訳じゃない。

だけど、恋愛禁止のルールは許してくれない。どれほど愛しく思っても、二人が結ばれることはない。
それでも、そんな相手のことを好きになってよかったと心から思えたなら。
東条さんと北崎君に、うちわとペンライトを振りたくなるはず。

読んでいるこちらの頬が火照ってしまうような物語は、甘酸っぱくて、ほんのり海の味がした。

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