巻き戻り転生物語ですが、設定が細かく練り上げられています。描写が丁寧でわかりやすく、脳内で想像しやすいので没入して読んでしまいます。
何よりキャラがとてもいいんです!
女主人公に芯があり、すごく優しいんです。強く逞しく成長していくところにとても魅力を感じます。主人公フレイヤがに感情移入して読み進められます。彼女だけでなく、アンジェ様もとても魅力的。
それぞれが際立っていて魅力があります。好きで応援したくなるキャラがたくさんいて困ってしまうほどです。(今の推しはレオンハルトさま♡)
戦闘シーンでは臨場感があって、その場にいるかのよう。世界観と構成、ストーリーがしっかりしているからだと思います。
戦う女性が好きな人には刺さる物語です。ぜひはまってください✩︎‧₊ *。
生まれ変わったら、どんな人生が待っているんでしょうね。
夢中で50話まで読ませて貰いました。
こういう書き方もあるんですね。
私は昨年1月からがむしゃらに、自己流で書いて来ました。
このサイトでフォローしてくれている方がいることは、非常に励みになりました。
現実の世界では、興味を示してくれた人は数人いたけれど、その後「感想」は届いておりません。その程度のモノかも知れないと自嘲しております。
近況ノートにも書きましたが、私の作品は唯一の私の「財産」です。
私は、地位も名誉も財産も、家族すらない、凡庸で孤独な前期高齢者(来年から後期?)です。私が死ねば、全て無くなってしまうモノばかりで淋しいな、と思ったのがWEB小説を書くきっかけでした。
さて、「特異魔力保持者」ではない私は、RPGファイナルファンタジーをプレイしていた頃を思い返しつつ、あなたの作品を拝読しました。
私は、まだまだだなあ、と感じ、励みになったことを感謝しつつ、書き続けることを決意しました。
素敵なSFファンタジーをありがとう。お互い頑張りましょう。
途轍もない絶望が訪れた人生をやり直せるとしたらどれほど本気で日々を過ごすだろうかということを考えさせられるような物語です。
この作品では、主人公のそのやり直したいという意志を支えるのは愛する人への思いひとつだけ。もちろん、そのやり直しの過程で新たな大切なものを手に入れ、本当の自分の人生ではないとしても、その日々を守りたいという思いを強くしていく様は人生の広がりを描いているようにも感じられ、人を越えた人間の人生というものをまざまざと見せつけていくようです。
人の志は、たとえ自分自身が半ばで力尽きたとしても、同じ思いを抱いた人が未来で事をなすという夢に託すことで継がれていくものですが、バトンを自分自身で受け渡すことによって、ある意味では主人公はやり直しの宿命から逃れられない状況になってしまっています。そういう宿命すらも未来を変えるという原動力に繋げて行ける主人公の心や意志の強さに勇気づけられます。
そんな主人公を見守る家族からの愛も見逃せないところで、それぞれが様々な形で主人公を支えていきます。そういった恵まれているともいえる環境ではありますが、だからこそ、それは未来を変えるという大いなる目的を見失いがちな誘惑にもなり得ます。そういう誘惑とは一線を画す主人公の想いもまた愛なのだと感じます。
はい、今回も私より「断然に格上」の人の小説にレビューを書くという「チャレンジ企画」です。作者さまは、お優しいので許してくれると思って書いていきますね。
いわゆる「タイムリープ」もの?「転生」ものの物語なのですが、注目すべきはその点じゃありません。なんというか「女主人公」の書き方が「メチャクチャ」うまいんです。「ストーリー」はあらすじで触れてあるので、私が「すごい」と感心したキャラについて書いておきます。
主人公のフレイヤの描写というか、行動というか、ちゃんと「芯」の通った女性なんですよね。いや、女の子かな?自分で書いてみるとよくわかるんですが、こういうキャラを主人公にすると、読者には「真面目」すぎに映るので「可愛い」という感じにならないし、愛されないんですよ。
でも、フレイヤ、メチャクチャかわいいんですよ。もう、それが不思議でたまらないんですね。しかも、ひたむきな努力キャラだし。今の世代の読者にうけない設定なのに、可愛いし、応援したくなるんですよ。
これ、作者さまの「行間」を読ます「力」が卓越してないとできない芸当なんですよね。言葉の「間」というか「表現の妙」というか、って、全然レビューになってないですが、とにかく「フレイヤちゃん」は「かわいく書くのが難しい設定」なのに「メチャクチャ」かわいいんです。作者の「卓越した筆力」に圧倒される一作です。
つよカワ少女はお好きですか?
杉山は!! 心臓を捧げるレベルに!!! 大好きです!!!!!
まず主人公フレイヤちゃんが最高。
生まれながらにして持つのは、高潔な騎士の心。
けど、超かわいい小さな女の子なんです!!!
最強の素質を持ったフィジカルの持ち主だけど、まだ少女だから敵は強いし侮られるし、何をするにも一筋縄じゃいきません。
けれど、たゆまぬ努力とまっすぐな思いが、一筋の力強い光となって、タフでハードなこの作品を貫いているのが爽快です。
敗北を知らない主人公よりも。
一度ボロ負けし、死の恐怖も痛みも味わい、それでもなお立ち上がることを選ぶ主人公のほうが、もっともっと強くて魅力的ですよね。
そしてですねえ。
こちらの作品の、もっとも素晴らしく、全人類に教えてあげたいところ……。
そんな強くて健気な女の子が、どこを向いてもたくさん登場してくれるんです!!!!!!
主人公がお守りするお嬢さまも最高、お友だちになった可憐なお嬢さまも最高、妹も最高、先生がたも最高――。
あれっもしかしてこの作品、強くてかっこいい女子しか出てこないのでは??
ひたむきな努力は、みんな標準装備です。
だれかを愛する熱い心。
大事な人のためなら自分を犠牲にすることも厭わない健気さ。
ピュアッピュアな初心さ。
もう、目が潰れそうに輝く光の化身みたいな女の子たちが、わんさと出てきて魅了してくるんです。
たとえ、薄汚れた魂の大人でも。
読めばきっと、「あたしも……フレイヤお姉ちゃんみたいにがんばるっ!」と、女児の気持ちになって応援しているはずです。
傍から見たらドン引き不可避ですが、フレイヤちゃんならきっと、「ありがとう!」とニッコリしてくれるはず。
戦う女の子ってほんとに眩しくて、元気にしてくれる。
シンプルにして至高の事実をガッツリ味わえる本作、ぜひあなたもご賞味あれ!!!
騎士となったクレアは、殺される。
大好きなアンジェリーナを守れなかった。それどころか、なにもできず、抵抗する間もなく、その命を落とす。
最後に見たのは、主人の顔。
頭だけになった、アンジェリーナの顔だった―――――。
そして、クレアは無念と後悔の死を遂げたあの日から十年前の、とある人物へと転生を果たす。
前世の記憶が思い出される時、自分のやるべきことを決意する。
「アンジェリーナ様を救いたい」
転生したのは、十八歳の時に剣聖となり、ロギオニアス帝国を何度も救った英雄、フレイア。
果たして未来を変えることはできるのか。そもそも中身が変わってしまっているクレアが、剣聖になれるのか。
そして、大切なひとを今度こそ守り抜けるのか。
少女の二度目の物語が始まる―――。
過去に戻るというのはよく目にしますが、実際過去にいた人物に転生するという新感覚。
少女が奮闘する姿は、お話を読んだひとならきっと応援したくなります。
完結はまだしておらず、今から読んでも遅くありません。
転生ものがお好きな方、女性主人公のお話が好きな方、ぜひともオススメの作品です!
見習い騎士の少女クレアは、仕えていた主人アンジェリーナを守るために戦い、命を落としてしまいます。
次に目覚めた時、クレアはなんと、フレイヤという別の少女に逆行転生していました。
クレアの記憶では、フレイヤは将来剣聖として名を馳せる少女。
このポテンシャルを活かして今度こそアンジェリーナを守ろうと、クレア改めフレイヤは奮闘します。
まず思ったのは、とても緻密に世界観が構築されているということ。
登場人物はもちろん、彼らを取り巻く国や貴族間の対立、歴史など、バックグラウンドがとにかく深く深く練られています。
貴族らしいや陰謀めいたやり取り。
戦闘の描写も圧巻。
そして素直で努力家の主人公が魅力的!
こんなにしっかりとした、ヘビーなベースを持ちながらもサクサクと読み進められるのは、気になる展開や伏線が沢山散りばめられているから。
本当に面白いです!
皆様もぜひご一読を♪
第一章まで読みました!
見習い騎士・クレアは敵対勢力の襲撃を受け、主人のアンジェリーナも守れないまま死んでしまう。過去へ、別人へと転生した彼女は、新しい自分が剣聖となるべき人物・フレイヤであると気づいて……という物語。
今度こそアンジェリーナを守り抜くという決意で、貴族の女の子であるフレイヤは騎士を目指します。明確な目標に向けてひた走る彼女の努力譚が眩しいです。
第一章の最後でフレイヤは実戦と魔法に目覚めますが、自分を奮わせて魔物に立ち向かう姿が熱いのです!
そして貴族社会の設定の作り込みが綿密なのもすごいところ!いくつもの家の貴族や従者が登場するので、人物一覧がありがたいです😊
ぜひ、皆さまもフレイヤの物語をお楽しみください!
物語の掴みがあっさりなのですが、とてもインパクトがあります。
転生モノの場合、前世は知識だけを利用することが多い中で、転生ではないことを生かして前世の知識に加え苦悩や葛藤を抱えた始まりということに心を掴まれます。
すでに主人公の目的がスタート時点で明確なため、新たなスタートからどのような物語が描かれるのかとても楽しみな作品です。
まだ序盤までしか読んでいませんが、新たな歴史となるのか、歴史が収束していくのかという所も見どころになりそうでワクワクしています。
ネタバレを回避しているので、ちょっと意味不明な箇所もあると思います。
なので、作品を読んでどのような意味かを見て頂くのがよいかと思います!
見習い騎士のクレアは、敬愛する公爵令嬢を、襲ってきた敵の手から守ることが出来ず絶命してしまう。
そして、そののち……。
伯爵家の娘であるフレイヤは、十歳。おなじ十歳になる公爵令嬢の誕生パーティーに招待された彼女は、そこで令嬢アンジェリーナの姿を目にして衝撃をうける。その瞬間、彼女には、前世の記憶が蘇ったのだった。
自分の前世は、見習い騎士のクレア。大切なアンジェリーナ様を守ることが出来ず落命した。だが、いまフレイヤとして転生し、しかもかなりの年月、時間が巻き戻っている。
しかも、自分が知るフレイヤとは、あの有名な剣聖フレイヤ・フォン・ルーデンマイヤーなのではないか?
だとすれば、いまから動きだせば、大切なアンジェリーナ様を失うという未来を変えられるかもしれない……?
という物語なんですが、もうこのあらすじだけでワクワクします。
死んでタイムリープ。ただしまったくの別人。それがのちの剣聖の少女時代。
ここから前世で大切な人を守れなかった見習い騎士のリベンジがはじまります。
果たして彼女は未来を変えることが出来るのか? 大切な人を、この先に待つ破滅というエンディングから救い出すことが出来るのか?
目標をみつめたフレイヤは剣術と魔術の修行を始めるのですが、それが完成する前にある事件に巻き込まれ……。
すてきなお茶甲斐あり、愛する家族あり、友情あり、そして激しいバトルあり。ファンタジーかくあるべしという絢爛豪華な少女の英雄譚。友達を守るために命を張る少女を、英雄と呼ばずしてなんと呼ぶのか。
剣と魔法の白銀の戦記。
ここからさきは、どうぞ、ご自身の目でお確かめください。
定番の転生物……ではあるのだけれど、思ったよりも軽い命に意表を突かれる作品。
序盤が子供時代から始まるのでしばらくは成長記録かと思いきや、ぽんと名前にペケがついてビビりました。数はともかく、質の軽い死が唐突に飛んできます。えっ、そんな気楽に消費していいキャラなの?
主人公も怒りや後悔よりも、可愛らしさが目立つ描き方。
黒くなりがちなストーリーラインにしてはポップな雰囲気です。
騎士になると言っても、脳筋よろしく剣を振っているだけではダメなのも貴族令嬢の辛いところ。デビュタントにお茶会と、社交的な部分も大事な要素。
可愛らしい部分をたくさん見られてよろしいですが、謀略についてはもう少しお勉強が必要なご様子。勉強すると黒くなるのか。
主人公が成長し、戦記物としての物語が走りだしたようです。
伏線はばっちりなので、今後の更新に期待しています。
……戦記なんだからそりゃ命も軽いか。