しっかり構成が練られた作品……

　～～ネタバレとも少し違いますが、すこし癖があるかも……とも思いましたので、控えさせていただきます～～

　このへんは、もう好みの問題だと思いますが、
　シナリオ的な文章とはっちゃけ度のバランスに少し惑わされました。
　単に、わたしの想像力が追いついていけてないだけなのだと思います。

　にもかかわらず、マンガやアニメにすれば非常に映えそうな……
　見せどころ——ポイントポイントがしっかり押さえられ、場面場面が際立って感じられる作品だなぁと感嘆させられたのです。

　緩急あるなかに、場面背景、情景を背にした登場人物が、とても活き活きして感じられるのです。
　
　まだ、ひと段落、ふた段落ついたばかりのところまでしかうかがっておりません。
　舞台が整い、正体も見えてきて、いよいよ始まるかというところ。
　充分な量を拝読できているわけではありませんが、それでも、ひとつ、ひとつ、バランスをみて構成が練られたまとまりのある物語…——作主さまのがんばりと意欲が伝わってくるようだったのです（レビューしたくなりました）。
　
　いくらか前に手がけた作品のようなので、いま、作者様がどんな文章を書かれているのか、作品を手掛ておられるのか、とても気になってくる作品です（2024．7 記）。