終末ライフ

ある日、高校2年生の神谷響《かみやひびき》は目が覚めると知らない喫茶店にいた。
響は目の前に置かれた1枚の手紙を手に取った。
するとそこには衝撃の事実が書かれてあった。
まず、この世界は彼が今まで住んでいた世界とは違うこと。
この世界には彼と同じく高校2年生の少女、一ノ瀬瑞希《いちのせみずき》の2人しか人間は存在しないこと。
そして、この世界はあと100日で終わり、もし世界が終われば自分たちも同時に死んでしまうということ。
世界の終わりを防ぐにはどこかに隠された“救いのお守り”を見つけなければならないこと。
響が横を見るとそこには一ノ瀬瑞希が眠っていた。
2人は世界の終わりを防ぐため、“救いのお守り”を探しに出かける。