恐怖の密室に耐えられますか?

逃げ場のない場所と言うのは、考えてみると結構身近に色々ありますが、車の運転は最も身近な密室です。
鉄の箱です。凶器です。
それが、延々自分を追いかけて来る。
車を運転している方々であれば誰もが恐怖を感じること間違いなしのこの状況。
一つの判断ミスが命取り。怖いです。
ましてや同乗者……それも、『お客様』を乗せているともなれば、その恐怖は格段に跳ね上がります。
しかも、その同乗者はただの同乗者ではなく訳アリで。

忘れたかった過去は消えることなく蘇り、執拗に主人公を追いかけ回します。
過去(背後)と今とに板挟みになり逃げ場のない主人公の、手に汗握る逃避行。
もしも我が身に起きたなら……

想像するだけでゾッとするリアルな恐怖を是非皆さんも味わってください。

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