現代知識チートするために（学術をする者から小説家への提言）

小説をパラパラ見ていると、知識小説が散見される。内政、政治、経済、戦争、外交、恋愛・・・・。しかし、学術を勉強している筆者から視れば、何か物足りない。一貫性がなく、現実性が薄い。フィクションだから非現実的なのはしょうがないと言われればそれまでだが、科学をやっているものとして現実性には注目したいポイントである。恐らく、細部がノンフィクションでも世界観がフィクションであれば可能だろう。
これは、社会科学を勉強する者が、勝手に科学的小説を提案していくものであり、「現実性」を気にする読者に参考になれば幸いである。