とにかく文字を読む楽しさ、という小説の楽しみの源泉みたいなものに触れられる文章です。読ませる文章であり、プロローグの時点から楽しく、読む手が止まらずついついスクロール&次ページに移動してしまいます!
ものを書くようになって20年近く経ちます。第4回百合文芸小説コンテストで賞を貰ったりしました。現在はコンテストや公募に参戦するのがメインです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(138文字)
文芸寄りの文章でありながらきちんとファンタジーを描いています。堅めの表現を好む人々に届いてほしい作品のひとつです。なぜ人が死を選ぶのか、という人の真理に迫った問いから物語が始まります。日本では染み…続きを読む
読みやすい分量で文字がしっかり密になっている。重厚な活字中毒読者にうってつけ!
文体、話の構成、テーマ性、キャラクター…その全てが非常に考えられている魅力的な作品です。「命」「死生観」がテーマの作品で、これだけ聞くと暗さや重さを連想しますが、作中の所々に盛り込まれている「冥…続きを読む
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