第25話 幼い聖女 扉を開けて

遠い街に辺境の地の騒ぎなど 知らない僕ら


それに神話の時代に活躍した勇者バルキニア達の仲間たちの事は

封印とか 細かい事とか


その神話は 僕リイン、覚えてないもん‥うん


神官さんは ポケットから小さな野球ボール程のものを取り出して

なんと会話を始めた そう、何と会話 つまり、スマホ 携帯電話らしい

魔法の品物

「いつか 魔法の連絡ツール 高価だけど買いたいわね」ベルカがそっと呟いた

「う、うん、そうだねベルカ」


「はい‥ええ、はい そうですか ご準備は出来ているのですね」

神官さんは相手と会話中


「今 お客様をご案内しておりますから 少し、お待ちください」神官さん


「こちらがデイアン姫さまの住まわれている処でございます」

案内をしてくれている神官

あの愛らしく綺麗な子、幼い巫女姫 デイアン姫、彼女がいる処


神殿の綺麗な一角、離れのちょっとした小さな家とも言える場所だった


「さあ、どうぞ こちらでございます お茶とお菓子のご用意も致しております」

神官さんのスマイル、笑顔

「ああ、リイン 私ね、私の胸がどきどき・・なのよ」ベルカ


本当に顔が赤い 赤いですよ ベルカお嬢さん くすっ!


僕も もし、好きな声優とかアイドルにお茶に誘われたら

僕も舞い上がるよね


コンコン、ノックして いよいよデイアン姫さまとの茶会




第一章   完 


しばしお休み 第二章に続きます

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