その指は覚えていた。

不注意で転倒し、頭部を強打したことで、ここ1~2年の記憶を失った千春。思い出すために日記を読もうとしても、肝心のパスワードを忘れてしまった。
そんな彼女を支えるのが、同期の亮介。

「亮介と一緒にいると、ホッとするんだ」
「私たち、親友……だったのかな?」

そう言った小春に、亮介は…


ホッとときめくラブストーリーです。

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