一言で言うなら名作(と書いて大爆笑と読む)!

 すみません。僕には作者さんのような面白いルビ振りの能力はなくって(笑)

 この作品は味覚を持たないはずの新しいヒトである主人公がなぜか美味いもんが好きで、美味いもんを探し求めるという。しかも、なぜかたくさんの魔物まで倒すという。さらにさらに、なぜか……。
 という、「なぜか」の塊のような作品です(笑)

 一体なんでこうなんねん! っていうツッコミどころ満載のエンタメ作品としてのことが一つ。
 しかも、魔物と戦ったりという迫力のある異世界ファンタジーとしての要素が一つ。
 さらに、新しいヒトというSF要素がまた一つ。
 そして最後に、極上に美味そげなグルメ小説という要素が加わって、「フィーネ・デル・モンド! ―— 遥かな未来、終末の世界で失われた美味を求めて冒険を満喫していた少女が、なぜか魔王と戦い、そして……」という小説(とかいて料理と読む)ができるのです!

 みなさん言っているようにルビ振りの才能がすごくて、遊び心溢れた名作だなぁと思いました。みなさんも、この名作でよだれをこらえ、大爆笑の旅に出かけてください!

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