第5話 「豆大福」は「理沙ちゃん」の笑顔のために戦うのだ
「第2話」
無月弟様作 「猫と家来と気になる男子」より
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「白崎家」の「真っ白な毛並みと所々にある黒い斑点がチャームポイント」の「ボク」こと「豆大福」は、コタツをこよなく愛する「雑種の猫(雌)」です。
「格好良い」「豆大福」という名前に誇りとプライドを持つ「ボク」は、「名前を付けてくれた」「良い家来」の「理沙ちゃん」をコタツと同じくらい愛しているのです。
その「理沙ちゃん」が最近よく「ボク」に話して聞かせてくれる「佐伯君」。
「理沙ちゃん」は「佐伯君」のことを話す時、「ボク」の好きな「とろけんばかりの笑顔」を見せてくれるけれど、それと同じくらい「悲しそうな顔」もするのです。
「ボク」は心配で仕方ないのです。
どのくらい心配かというと、「今日は特別に思う存分モフモフさせてやろう。」というくらいのかなりの心配具合です。
そんな寒いある日、噂の「佐伯君」がなんと自宅にやってきます。
テンションが上がって「ケーキでも焼」こうとする「理沙ちゃん」を評する「豆大福」がいい!(詳しくは本文で!)
そして「理沙ちゃん」が「一緒に暮らしている家族」の「ボク」を「佐伯君」に紹介するときに問題が起こるのです。
この問題、恋する女の子あるあるなのですが、「ボク」にとってはアイデンティティーに関する重大問題なのです。「ボク」は「猫パンチ」で反撃するほど怒ります。
ま、「猫缶」で懐柔されてしまうのですが、そこも可愛い。
その後も「佐伯君」があ「理沙ちゃん」をいたく悲しませているアノ張本人だと気づいた「ボク」が「理沙ちゃん」のために起こす行動も、そのあとの「佐伯君」のセリフも、いい!(詳しくは本文で!)
「ボク」はいついかなる時も「理沙ちゃん」の笑顔のために行動するのです。
たとえそれが、ちょっとズレていたとしても。
無月弟様作
「猫と家来と気になる男子」より
第2話
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885308759/episodes/1177354054885308766
完結済 全2話
【猫の本棚】よそ様の「猫」を集めてみた 小烏 つむぎ @9875hh564
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