生きようとする力

 2025年11月24日


 旭川から戻りました。

 私自身、手術した患部が、あまりいい状態ではないかもしれないのと、夫に風邪をうつされ、身体がとにかく辛かったので。予定を1日早めて帰ってまいりました。


 わかちゃんは、低空飛行ながら、安定。

 もう対処療法しかないのですが、それでも、頑張っているのです。


 わかちゃんのために、今私ができることは、私の体調を治すこと。そう思いました。傍にいても、こんなしんどすぎる身体で何ができる? ですよね。



 わかちゃんの生命力……生きようとする力は凄いです。

 前の日に軽く黄疸が出ていた顔も、次の日には綺麗な白い肌に戻っていて。

 ほんのちょっとだけ開けた目で、一生懸命目の前の人のことを見ているのがわかります。ここ数日、入れ代わり立ち代わり、皆さん、面会に来てくださるので、その方々の応援してくださる気持ちに応えようとしているのでしょうか。

 大人でも辛い病状。それを2歳半の子が……。


 そんなわかちゃんの頑張りは、周りにいる人たちにとって「励まし」だとよく言われます。わかちゃんのことを励まさないといけないのに、逆に、わかちゃんに励まされています、と。

 何もできなくて、呼吸すら自分でできなくて……そんなことが悲しくて仕方ない時もあったけど、わかちゃんは、何もできない子じゃない。その存在は、毎日、パパやママ、病院のスタッフの方々を癒やしてきたし、今、こんな状況にあって尚周りに勇気を与えています。自慢の孫です。


「生きていること」は、ただそれだけで凄いことなのだと、本当に心からそう思います。



 今は安定していても、ちょっと前までより遥かに状態は悪く、予断を許さない状況にあります。


 私自身が、二日もまともに起きていられなくて、二日目の夜には吐いて熱を出してしまって、さすがにこれ以上の無理はさせられぬとの判断で、夫に連れて帰られました。こんなことでは、本当にわかちゃんに何かあった時に、動けないだろう、と。

 なので、ここ暫くは、本気で身体を休めようと思います。

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日々の思い。 緋雪 @hiyuki0714

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