「人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる」そんな物語です。

主人公が「鴉の妖」に出会い物語が始まります。

主人公は「妖」を狩る側である当主の娘で、治癒の力と過去を見る能力があり、死が定められているボディーガードである幼馴染の呪いを解く方法を探すため、自身の宿命みたいなものと対峙していきます。

感情の流れ等の心理描写が多く、暴力や死の扱いが重いので、読み手の好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。
比較的、女子が好きな世界観ではないかと思います。

主人公は何も出来なさそうではあるが「目的のためには猪突猛進」のようです。
幼馴染君は分かりやすいです「俺は信じる。だから俺を信じろ」みたいな性格です。

「バトル、恋愛、謎解き、その他」の要素が詰め込まれているため、物語の進展はスローなので、はやい展開が好きな読者様には向かないかもしれません。

丁寧な世界観が描写されている物語をじっくり読みたいというかたにお勧めします。
是非、一読してみて下さい。

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