青春なんて知らないから、あえて体験してみた。

あらすじ：東京都にあるとある高校。文化部の中でもひときわ何をやっているかわからないし変人しか入らないことで有名な”化学部”という部活があった。常に発光する眼鏡絵をかけたチビ部長（男）、オープンオタクでハイテンションの副部長（女）、根暗コミュ障な物書き（男）、学年一の美少女だけど寡黙で”好きだから”で入部したがり勉（女）、そしてあまりさえない主人公（男）と、あまり興味がない怠け顧問（女）。

集まってもうだうだやっているだけの彼らに舞い込んだのは、今年の文化祭で発表をしなかったら来年度以降の部費はなしという生徒会からのお達しだった。

「どーすべ？」
「そんな文化祭なんていう青春は縁がないからな」



「だったらいっそのことその青春味わってみればいいんじゃね？」



「「「は？」」」

こ…続きを読む