逆境に挫けず成長していく主人公の物語です。

登場人物や文章からふんわりとした可愛らしい雰囲気のある、全体的に微笑ましく感じる物語です。

主人公は寝たきりだった貴族の少女『ティナ』に転生しほのぼのとした日々を過ごしていましたが、ある日他国からの侵略により家族と離れ離れになってしまいます。
そこから嘆いて終わりではなく、転生した時から側にいてくれている守護霊のような見えない存在『デューク』に支えられ故郷や家族を守る為に今自分が出来る事を一生懸命こなしていきます。

目的を果たした後も様々な事が起きますが最初に書いたように主人公達登場人物は心優しく真っ直ぐで、話も可愛らしくほんわかとした雰囲気で進んでいくのでこちらも優しい気持ちになれます。
特に主人公とデュークの会話は大変微笑ましく、読んでいて自然と頬が緩んでしまいます。

前向きで一生懸命な主人公に気づけば応援して夢中になっている、そんな素敵な物語です。