主人公である貴族の少女、ティナは、原因不明の昏睡状態が続き、16才で目覚めます。
しかし、目覚めた時は、ティナとしての記憶はなく、転生前の有希としての記憶しかありません。
しかも、ティナの傍には、デュークという、穏やかそうな性格の、守護霊の様な存在が憑いていて、何故かティナから離れることが出来ません。
前半は、ティナとして両親達と、デュークと過ごしながら、壮絶なリハビリを懸命にこなしますが、ある日、他国からの軍艦が迫り、やむなく両親と離れ、避難することになるのですが、
ティナとデュークは、王都と協力して、故郷のカチヤを救うために、奮闘します。……が、血が流れる解決法ではなく、理想的に平和な解決策を考えつきますが、それがどんなものかは、是非、ご自身で読んでみてください!
そして、後半からは、学校に行ったり、新しい領地でのスローライフなお話になり、デュークの正体も明らかになってきます!
ほのぼのとしたお話で、温かな気持ちで読み進められるので、是非、読んでみて下さい!
ユキさんはある日突然男爵令嬢であるティナさんの中に宿ることとなります。記憶がなく混乱するティナさんを助言しながら守ってくれる見えない存在デュークさん。ティナさんはデュークさんに支えられながらこの世界で男爵令嬢としての使命を果たしていくこととなります。
デュークさんのいつでもティナさんを一番に考えて気にかけてくれる声かけは読んでいて心地よいです。彼が何者なのか?それは秘密です(*^ω^*)
ティナさんの言動が周囲の信頼を得ていき、認められる人物になっていく展開も楽しいです。
貴族の世界、恋愛、登場人物達の成長を楽しめる小説だと思います。是非読んでいただきたいです。
魅力的なキャラ達が、様々な場所を舞台に物語を織りなす読んでいて『心地いい』お話しです。
主人公が貴族の少女に転生したところから始まります。
謎なのですが転生前の日本から守護霊も主人公に引っ付いてきます。(2名様、入りましたぁ、という感じでしょうか。)
序盤から物語が大きく動きます。周辺国から侵略を受けるのです。
少女である主人公はもちろん何も出来るはずなく、両親の計らいで首都へ避難します。
そこで博学であった守護霊が侵攻され両親が残る都市を守るための知恵・戦術を出し主人公が人脈を使い王国へ進言するのです。
一様物語のタグに恋愛とある通り、王子とも出会います。
本作は「クエスト」のエンカウント率が多いようです。
恋愛、カレー、領地開拓、他国への牽制・外交、眠っている王子の救出と主人公がとにかく忙しい感じです。
皆様にお勧めします。一読してみて下さい。