自己紹介で魔術と科学を組み合わせた兵器を作りたいって言ったらクラスから孤立しましたけど、私は元気です（ウソ）

　やぁやぁ読者諸氏の皆さん、ぼかぁ鬼灯　蒼（ほおずきあおい）、しがいない高校生さ。
　僕の住む世界は君たちの世界と違って２０２２年に『アンタ・ソリャ・ナイデショ大魔法使い』が魔法をよみがえらせてしまってから１００年後の世界だ。
　魔法はものすごい汎用性があってね、地位を得たのはあっという間だった。それまでの科学の天下を食っちまうほどに。
　そんなわけで、この世界は科学と魔法を組み合わせて使うのはある種タブーなんだけど、僕には兵器作りの才能があってね、この二つを組み合わせたら最強じゃねってことを自己紹介で話したら、孤立しちゃったんだ。酷くない？
　これは僕がこの時代のアインシュタインになるお話だ。（ダイナマイト的な意味で、あるいは原子爆弾かな？）
　興味があったら見てってね～。