焼き鳥、 ネギマは、友人か? それとも、他人か? 友情を確かめるふたり 応援するネギマ。 焼き鳥、 ネギマは、正義か? それとも、悪か? ヒビ割れたガラスの心の 復讐を果たすネギマ。 焼き鳥、 ネギマは、ネギなのか? それとも、鳥なのか? 焼き鳥、 ネギマは、塩なのか? それとも、タレなのか? とにかく、 産まれる疑問は、 今宵、ビールで呑み干して、 ネギマを齧れば、 幸せイッパイ、 胸イッパイ。 ついでにお腹もイッパイに。 酔いが回ってぼんやり頭、 天国が広がるぼんやり頭。 ネギマは、女神? ネギマは、天使?…続きを読む
なんとネギマ視点の物語という、夏目漱石もびっくりの小説。お店に来たお客様を、ネギマはその身をもっておもてなしします。ときに優しく、ときに厳しく……。あれ? このネギマ、人間だ! しかもそこらへんの人間よりも人間だぞ!?そんなヒューマン(グルメ)ドラマとなっております。今日の晩ごはんはネギマで決まり!!
ネギマ紳士の独り語りです。熱々の我が身を誇ったり、お客の失恋話に同情したり、その相手に復讐を目論んだり……ネギマ生もなかなかお忙しいみたいです。語り口も楽しく、構成もわかりやすくて面白い!ぜひ読んでみてください。やっぱり、ネギマは熱々に限りますね。
我輩は焼き鳥である。紳士な焼き鳥の独白が心地良いです。短いながらお話の展開も良いです。スッキリします。てゆーかネギマが独白してる。ネギマが食べたくなります。美味しそうな話です。
本作は自称紳士(作品を読むうちに自称ではなく正真正銘となる)のネギまの擬人化によって語られます。発想もさることながら、物語の着地点としても秀逸と言えるでしょう。屑男に天罰もといネギまと焼鳥屋の店主との逆襲がかちりとハマったところには、すっきりとしました!今後とも執筆活動を応援しています!
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